“くらし応援“「日本共産党 交野市会議員 中上さち子」 ngami.exblog.jp

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交野市「子どもの貧困を知る」講演会に参加して

 

 先日、交野市主催の「子どもの貧困を知る」講演を

聞きました。

講師は、昨年市が実施した「子どもの生活関連実態調査」

に関わられた大阪府立大学の山野則子教授です。

「子どもの貧困」が問題なのは、所得が低い家庭の子どもが

低学力・低学歴となり、将来不安定な非正規雇用に陥ることで、

次の世代にまで貧困が連鎖している実態があることです。

子どもの6人に1人は貧困と言われ、年々増え続けています。

貧困には「相対的貧困」と「絶対的貧困」の2つの定義

「絶対貧困」とは、ご飯を食べられない、住むところがない、

着るものがない、病院に行くことができないなど、最低限

必要な衣食住が満ち足りていない状態です。

今問題となっている「相対的貧困」とは、
所得が国民の平均値より半分以下の人の割合ですが、
今回の調査では交野市の年間平均は274万円なので、

この額以下の割合、状態です。周りで「普通」とされている生活を、

交野に住みながらできていない状態です。

「相対的貧困」事例(山野教授による)として

親の所得が平均以下であるため、

●「子どもに自転車を買ってあげられない」

●「子どもの誕生日を祝ってやれない」

●「家族でお出かけができない」などです。

周りのみんなには当たり前の事が自分だけは経験できない、

楽しめないという状態は、子どもたちに「なんで、僕だけ?」

これが重なると、次には「どうせ、僕なんて」と、

自己肯定感の低さに繋がります。

交野市の調査での親の回答では、

「医療機関に受診できなかった」「こずかいをあげられなかった」

「進学を諦めさせた」「塾に通わせられなかった」

「クラブ活動を諦めさせた」等の実態があります。

また、中学生よりも5歳児の子どもがいる家庭の所得は低く、

ひとり親家庭では非正規雇用の割合が高く困窮度が高い事、

困窮度が高い子どもほど、生活習慣が安定せず、心身の健康

に影響が出ています。そして、困窮度が高い保護者ほど、

子どもに勉強を教えてくれたり子どもが食事できる処など、

子どもの居場所づくりを求めています。

講演では講師から、貧困問題解決のために「できること」

問われました。

まず、国や交野市に対し、貧困を断ち切るための施策の実施責任

を求めたいと思います。

 そして、施策を応援する仕組みとして「地域」や「コミュニティ」の

関わりも欠かせないかと思います。

市は講演の案内で、「誰の隣にもあることを知っていただき、

誰にでも起こりうる「貧困」から将来を担う子どもたちを明るい

未来へ導くためにできることを一緒に考えていきましょう」と

訴えています。

年度内には「子どもの貧困対策計画」が策定されますが、

改善出来ることからすぐに、市長には強いリーダーシップを

発揮して進めて頂きたいと、期待します。

*まずは、分析結果を読んで頂くのが一番です。

市のホーム頁に掲載しています。



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by kuraji_sacchan | 2017-06-25 23:17 | 日誌 | Comments(0)